...しかし戸口へ来ないうちにくるりと靴(くつ)の踵(かかと)を返した...
芥川龍之介 「早春」
...おれは徐(おもむろ)に踵(くびす)を返して...
芥川龍之介 「東洋の秋」
...そのうちに踵のところに小さな四角い穴があいた...
海野十三 「少年探偵長」
...ただ靴の踵に入れて運ぶことができ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...踵(きびす)を揃(そろ)へ両手を真直に垂れて「気を付け」の姿勢であなたは歌いはじめた...
竹久夢二 「少年・春」
...かれ等は靜かに踵をあとにめぐらした...
田山花袋 「道綱の母」
...そして彼の踵は、私たちの話を邪魔した、あの音を立て得るくらいに床とすれすれになっていた...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...踵に小さな鉄のついた半靴に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...急に恐(おそ)るゝ如(ごと)く踵(くびす)を返して...
永井荷風 「すみだ川」
...「また塊(かたま)っているな」彼はすぐ踵(きびす)を回(めぐ)らして部屋の外へ出る事があった...
夏目漱石 「道草」
...靴の踵鉄(そこがね)の音も勇ましく踊りだしたものぢや! そのまた踊り方といつたら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...道子の素足に履いた草履の踵が砂をはねあげてヒタヒタと鳴ります...
牧野信一 「砂浜」
...厭にガクガクする膝骨をしつかり爪先きと踵で踏み応えながら...
牧野信一 「毒気」
...此春迄は両足蹈みのばせば左の足の踵は右の足のくる節に届きしを...
正岡子規 「病牀瑣事」
...人が無感覚のうちに子供たちを指や踵(かかと)から産み出せるようにとも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ポンと踵(かかと)を蹴った息合い...
吉川英治 「剣難女難」
...踵(かかと)をこらえてひねり腰(ごし)に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...寔(まこと)に踵(くびす)を接して来るのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
