「踞」の意味
座る
小説での「踞」の使い方
...海に面して見すぼらしく踞(しゃが)んだ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...踞(かが)みながら視(み)ていた...
泉鏡花 「怨霊借用」
...つい鼻の先に真黒な奴が踞(うずく)まってでもいるような気がして...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...自分も踞(かが)み...
太宰治 「女の決闘」
...季子は突然そこへ蹲踞(しやが)んでしまつた...
永井荷風 「或夜」
...さうして彼(かれ)はぽつさりと玄關(げんくわん)に踞(うづくま)つて待(ま)つて居(ゐ)ることがせめてもの氣安(きやす)めであつた...
長塚節 「土」
...瓦斯七輪(ガスしちりん)を置いた板の間に蹲踞(しゃが)んでいる下女に挨拶(あいさつ)をした...
夏目漱石 「門」
...――踞(しや)がんだところを後からやられなきや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...早春の庭に踞(しやが)んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...早春の庭に踞(しゃが)んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...縛られた金次郎の前に踞(しやが)みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...踞(うづく)まつて涙にひたつて居るのが見付かりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若い女の踞(うづく)まる姿で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...直吉は躑踞んで、荒い風の吹く甲板に雀を放してやつた...
林芙美子 「瀑布」
...林泉に踞して亦垂鉤の境に蹲むと一般であろう...
室生犀星 「庭をつくる人」
...そこの木の根へ蹲踞(しゃが)みこんで...
吉川英治 「江戸三国志」
...秩父(ちちぶ)などの無数の古源氏(ふるげんじ)が蟠踞(ばんきょ)しているところである...
吉川英治 「私本太平記」
...同じ様に彼も蹲踞んだ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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