...聊(いささ)か風変(ふうがは)りの趣(おもむき)あれば...
芥川龍之介 「案頭の書」
...殿樣が襤褸を着て御菰になつた趣があるとも云へよう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...(大正六年十二月『趣味之友』第二十四号)...
淡島寒月 「活動写真」
...それよりもからびた趣が主になりますからその煙さえも何だかかれがれの煙で...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...少なくとも簡単に表してなおその趣を伝えやすい...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...先方が馬鹿に俺(おれ)の趣向をおもしろがって買ってくれるんだ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...純粋な芸術的の趣味とは自ずから区別さるべきものである...
寺田寅彦 「科学上の骨董趣味と温故知新」
......
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...せめてもの意趣晴しをしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...洋子から聞いたその団体の趣旨が...
豊島与志雄 「旅だち」
...やはり何となく東京らしい固有な趣があるような気がするであろう...
永井荷風 「日和下駄」
...その西洋料理へ行って午飯(ひるめし)を食うのについて趣向があるというのですか」と主人は茶を続(つ)ぎ足して客の前へ押しやる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...フランス風の優雅な趣味と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...縱(よ)し間ありともそれは此趣向に必要ならず候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...蘆雪(ろせつ)らの筆縦横自在(じゅうおうじざい)なれどもかへつてこの趣致を存せざるが如し...
正岡子規 「病牀六尺」
...彼の婉にして優なる趣がいたるところで我々を引きとめる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...歴史的根拠も何もない無趣味の慣例といわなければならぬ...
柳田國男 「名字の話」
...此線は山川の景趣に富み...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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