...或は真贋に関する範囲内での巧拙(かうせつ)である...
芥川龍之介 「鑑定」
...「真赤の贋物(にせもの)でさ...
薄田泣菫 「茶話」
...ほんとうの神秘を見つけるにはあらゆる贋物(にせもの)を破棄しなくてはならないという気がする...
寺田寅彦 「春六題」
...御眼(おめ)を汚(けが)しまする」「正(しょう)か?贋(にせ)か?」と...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...ところでこの『真贋』であるが...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...僕は僕の敬愛する叔父に対しては偽物贋物(きぶつがんぶつ)の名を加える非礼と僻見(へきけん)とを憚(はば)かりたい...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...ここに贋(にせ)の唖(おし)が一人あるとします...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...もっとも極印の贋(にせ)を作れば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もっとも贋金遣いを縛った褒美の金は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その人質が身代りの贋首だった日にゃしりの持って行きどころがあるまい」「――」「首尾よくお静と換えたとしても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銀貨の品質に文句をつけて「贋貨」というのは居直り強盗というものである...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...自分の贋物的(にせものてき)な根性(こんじやう)が...
林芙美子 「浮雲」
...カーバー所長が贋作(がんさく)を見る鑑定家然として言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...ボダイジュ(贋の菩提樹)(Tillia MiquelianaMaxim.)原図...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それは贋のインゲンマメは Phaseolus vulgarisL. の学名を有し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...しかしこの Phaseolus vulgarisL. のインゲンマメ(贋の)の漢名は龍爪豆であって一名を雲豆といわれる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...みすみす贋物を掴まされたとわかつても...
三好十郎 「肌の匂い」
...こいつをサヤマの贋手紙で大連(たいれん)あたりへ呼び出させる...
夢野久作 「暗黒公使」
便利!手書き漢字入力検索
