...師匠に貪心(たんしん)があると思つたのは...
芥川龍之介 「点心」
...慳貪(けんどん)の第一なり...
芥川龍之介 「るしへる」
...終(つい)には鎖国に惰眠を貪(むさぼ)ったほどに安んじて生存し得る楽土であった...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...すなわち貪慾(どんよく)の心を離れた慈悲のこころをほかにして...
高神覚昇 「般若心経講義」
......
種田山頭火 「其中日記」
...この頃の国家権力のように万能で貪欲である...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...貪欲な残忍なそれらの見物人...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...貪食(どんしょく)的な頤(あご)...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...独り食に飽きて眠をのみ貪(むさぼ)れば...
永井荷風 「写況雑記」
...再び手許に戻って来た名刀を貪(むさぼ)り見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...色を貪(むさぼ)るを淫となす...
中島敦 「妖氛録」
...「おたべよ」と突慳貪(つっけんどん)にいって...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...辞書や伝承によって、鈍甲、胴甲、貪魚、鈍魚、などという字があててあるが、どれがほんとうなのか、私は知らない...
火野葦平 「ゲテ魚好き」
...しかし、一方にはまた、プルウストの強情、要求しそしてそれを手に入れるための彼の手腕、彼の貪慾、「彼の宿命のごとく思はれる受動的なるものを何か能動的なるものに變へんとする」努力、外貌に對する不信任、最初差し出されたものよりもつと堅固なる何物かを捉まへんとする欲求、眞理への熱情、があるのである...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
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正岡子規 「俳人蕪村」
...そして貪欲は今までうす暗がりの中でなすこともなく暮してきた商家の手代の心の中に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...慳貪(けんどん)なる黒奴(くろんぼ)の曲馬(きよくば)師は広告のため...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...仏の身肉を貪り食った餓虎は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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