...呪(のろい)を負うようになった原因については...
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」
...赤子を負うて栃木縣の郷家に歸つてゐた福田氏の居を訪問したのがその時の別れになつたことを思へば...
石川三四郎 「浪」
...この辺は赤新聞に負う所が多い...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...二人の荷物を一人で背負うが如き思いで心私(ひそ)かに安からぬものがある...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...これからの一本道が名にし負うシャンゼリゼエなんだが...
谷譲次 「踊る地平線」
...分業に負う発展がないとしたら...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...此辺は蕨(わらび)を下草にした楢(なら)の小山を北に負うて暖かな南向き...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何万人かの善悪の知識ののろいを背負うた受難者ができるわけだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...背に負うている男の子は先夫――というても今も夫があるのではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかも二三カ所手痍(てきず)を負うた奴を着た壮年の男が...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ところで女子の境遇の幸福な変化がその洗練された優雅な挙措に負うものであることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...悪魔が騎った証拠に鞍を負うて立つといったと詠みあったと憶える...
南方熊楠 「十二支考」
...ごりっぱな儲君(ちょくん)として天下の輿望(よぼう)を負うておいでになる東宮もおいでになるのでございますから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...作家がもし来るべき工藝を負う作家であるなら...
柳宗悦 「工藝の道」
...この世の美しさは無名な工人たちに負うていることが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...これを紐(ひも)のかわりにして背に負うもので...
柳田国男 「母の手毬歌」
...其処(そこ)で逢つた三人連(づれ)の小学の女生徒が黒い服に揃ひの青い帽を冠(かぶ)つて背嚢(はいなう)を負うて居たのは可愛(かあい)かつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...天下の眼(まなこ)の中に公儀の信任を負うて...
吉川英治 「大岡越前」
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