...五渡亭(ごとてい)国貞あたりの錦絵から抜け出したようだった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...それが「貞女」の道に通ずるのであることを...
谷崎潤一郎 「鍵」
...二十日過ぎになって、月見の晩に、「今夜寄せ書きして出したらどうや」と、貞之助が云い出したので、皆賛成して、夕食後、階下の日本間の、お月見の供え物のしてある縁側の近くに、貞之助、幸子、悦子、妙子の四人が集ってお春に墨を磨(す)らせながら巻紙を展(の)べた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...貞之助とお春が悦子を連れて這入って来た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...これを実行するのには、妙子と、相手の三好とか云う男との承諾を得ることが必要であるが、これは貞之助が、妙子にも、三好にも、自分で会って納得が行くように話をしよう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...――高島貞喜は、学生たちが停車場から伴ってきたが、黒い詰襟(つめえり)の学生服を着、ハンチングをかぶった小男は、ふとい鼻柱の、ひやけした黒い顔に、まだどっかには世なれない少年のようなあどけなさがあった...
徳永直 「白い道」
...「貞一さんには関係ないことですが...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...柳秋雲と方美貞との姿は見えませんでした...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...有るが如くに妬みにくんだあのお浜という不貞な女...
中里介山 「大菩薩峠」
...偽の貞宗は研屋の手で作らせたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぽんたは貞節の名高く...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...法諡(はふし)を快楽院是参貞如(けらくゐんぜさんていによ)大姉と云ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その兄が先に述べた台湾総督をした安藤貞美大将である...
柳田国男 「故郷七十年」
...この婦人のこの画像に対する精神的の貞操を破らしめし罪は寧(むし)ろ従男爵側に在りと云うべし...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...義貞が身にとっては...
吉川英治 「私本太平記」
...出雲の塩冶高貞が...
吉川英治 「私本太平記」
...だからいまや海に陸に逃散(ちょうさん)する離々(りり)たる敵影を見た公卿たちは、この習例をよい口実に、「あとは、義貞まかせ」とし、義貞もつい、「まずは兵馬を休めろ」と令して、みすみすここに長蛇(ちょうだ)をみのがしてしまったものではなかったか...
吉川英治 「私本太平記」
...貞盛などはまだまだ青くさい一若輩に過ぎなかった...
吉川英治 「平の将門」
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