...而して情熱を放散する力ある感情を賦与せられたる豊富なる人類が漸次に創造せらるるであらう...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...そして正にその故にこの規定を圧倒するに足るほどの豊富な他の内容を有つ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...豊富な海産物の利用法として魚醤油の発明に身心をなげうち...
豊島与志雄 「「紋章」の「私」」
...それといふも恐らく通俗小説の方がより豊富な伝統を持つてゐたといふか...
中原中也 「詩と其の伝統」
...地の底に豊富な水分の存在が想像され...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...「必然性」の豊富な影を宿した「生命」に拘わることはない...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...豊富な表現技術をもつということになり...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...しかし文鳳の方に絵の趣向の豊富な処があり...
正岡子規 「病牀六尺」
...このように最も豊富な生活資料が得られそうに思われる便宜がありながら...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...穀物や仕事が豊富なので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...物質の豊富なるにより育成され鼓舞された博愛の精神は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし彼らの愛した品の数も種もそんなに豊富なものではない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...文庫の目的は少なくとも豊富なる読みものを提供して...
柳田國男 「書物を愛する道」
...これはただ食料の最も豊富な時だから...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その豊富な角苅(かくがり)の銀髪とブラシのように生やしたゴリラ式の狭い前額(まえびたい)と太い房々とした長生眉(ながいきまゆ)と...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...身体いっぱいに豊富な石鹸の泡を塗っていた...
横光利一 「上海」
...労働者の穀物及びその他の必要品の生産が大いに便利になったことによって助勢された豊富な供給の結果であることを見出すならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...民衆運動についての国内の史料よりも反って豊富な位である...
和辻哲郎 「鎖国」
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