...とにかく兇行に関係のある重大なる謎として係官の注意を集めている...
海野十三 「柿色の紙風船」
...あまりにも不審な謎をどう解いてよいかに苦しんだ...
海野十三 「火葬国風景」
...そして謎を包んだ観測数値も...
海野十三 「地球盗難」
...それから四十年を経過した今日に到っても未(いま)だに解し得ない深い謎として私の胸中に滓沈(しちん)されている...
太宰治 「惜別」
...その解明を依頼された奇妙な謎の扱い方が自信ありげで気楽なものであるからには...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...短い謎(なぞ)のような手紙にざっと眼を通して見たが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「世界と生との名状しがたき謎」...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...低い声で謎(なぞ)のような対話をかわした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...謎にも似ずや浮雲の行方たづねて行くひまに雲はあとなく消えぬべし...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...取り返しのつく謎(なぞ)は...
夏目漱石 「虞美人草」
...妻と云う新らしき謎を貰うのみか、新らしき謎に、また新らしき謎を生ませて苦しむのは、預かった金銭に利子が積んで、他人の所得をみずからと持ち扱うようなものであろう...
夏目漱石 「虞美人草」
...謎の女のいる所には波が山となり炭団(たどん)が水晶と光る...
夏目漱石 「虞美人草」
...相当の礼をしているんだから」謎の女にはこれより以上の解釈は出来ないのである...
夏目漱石 「虞美人草」
...やや哀愁を帯びて謎めき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...今日なお謎の中心である...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...その人たちは源氏の謎(なぞ)の意味に自身らが関係のあるようにもないようにも言って騒いでいた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これで昨日から三つの謎に試されていると彼は思った...
吉川英治 「私本太平記」
...謎(なぞ)のごとき怪(かい)に呪(のろ)われていたからだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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