...彼の積りではこれが一種の諧謔(かいぎゃく)らしいのだが...
江戸川乱歩 「悪霊」
...信州柏原(かしわばら)俳諧寺の縁に立ちて...
高浜虚子 「五百句」
...近日来の「俳諧師」大にふるい居候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...当時の無学な俳人共を煙に巻いて以来宗匠の中にはとかく俳諧(はいかい)文法論が盛んでありますが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...このように諧謔作家としてのディッケンズを示す文章や箇処が綿密な読者には処々に認められるであろう...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...和歌俳諧(はいかい)浮世絵を生んだ日本に「日本的なる世界的映画」を創造するという大きな仕事が次の時代の日本人に残されている...
寺田寅彦 「映画芸術」
...俳諧の流るるごとき自由はむしろその二千年来の惰性と運動量をもつところの詩形自身の響きの中にのみ可能である...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...さればこそ誹諧は栗(くり)の本(もと)を迷い出て談林の林をさまよい帰するところを知らなかった...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...巴人の門に入りて俳諧を学ぶ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...便(すなわ)ち俳諧の独吟千句は成れり...
正岡子規 「古池の句の弁」
...御著『俳諧大要』に言水(ごんすい)の姨(うば)捨てん湯婆(たんぽ)に燗(かん)せ星月夜の句につきて「湯婆に燗せとは果して何のためにするにや」云々と有之(これあり)候...
正岡子規 「墨汁一滴」
...諧謔は感情の性質として諷刺と同じではない...
宮本百合子 「音楽の民族性と諷刺」
...何としても赤と緑と黄との諧調が又となく立派である...
柳宗悦 「赤絵鉢」
...しかも芭蕉翁の俳諧の味わいは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...同じく『続猿蓑』の俳諧の付け合いに...
柳田国男 「雪国の春」
...諧謔(かいぎゃく)的な人だと信じ切っていたので...
夢野久作 「少女地獄」
...そうして手ざわりのいい諧謔(かいぎゃく)をもって柔らかくその問題を包む(もちろん心の問題でもそれが個人的関係に即してではなく一つの人生観...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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