...僻見の権威を樹立する為に一臂(ぴ)の力を仮すものはないか?斎藤茂吉斎藤茂吉を論ずるのは手軽に出来る芸当ではない...
芥川龍之介 「僻見」
...しかしここではそれ以上の事は論ずる必要がない...
石川啄木 「弓町より」
...宗教を論ずるもの...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これを取締るべしなどと論ずるのを見受ける...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...随って尊王論の起れる動機に付ても単に一面よりのみ論ずることは出来ないが...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...原子は更に一層微細なる部分より成ると論ずる人があったとすれば...
寺田寅彦 「物質とエネルギー」
...憲法政治を以て東洋人種に適せずと論ずるものありしを見るに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...フェノロサは浮世絵板物(はんもの)中最も上乗(じょうじょう)なるもの凡(およ)そ四百種を採れるの傍(かたわら)板物の研究に必要なる板画家の肉筆制作凡そ五十種を合せてその制作の年代に基(もとづ)き順次にこれを配列し個々につきて精細なる説明を施すと共に浮世絵一般の歴史についてもまた合せ論ずる処ありき...
永井荷風 「江戸芸術論」
...そのものの前には死生も論ずるに足りず...
中島敦 「弟子」
...独創性を没却して文学作品を論ずることは不可能である...
平林初之輔 「文学方法論」
...又前に慾を論ずる条に生命の慾を言はざりしが...
正岡子規 「読書弁」
...歴史の問題を論ずるに際し...
三木清 「歴史哲學」
...わたくしは此に蘭軒が鮑本香散(かうじゆさん)の条(くだり)を論ずる一節を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正面から細かく是を論ずることは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一九五一年一月矢部貞治序言すべて学問を論ずる場合には...
矢部貞治 「政治学入門」
...吾人が頼襄(らいのぼる)を論ずる即ち渠(かれ)の事業を論ずる也...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...其(その)様な消極的な教育が子女に害を及ぼす事の多大な事は最早(もはや)論ずる迄も無い事だと思ひます...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...地主の地代について論ずるに当り...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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