...二人の諍(あらそ)ひを聞くでもなく...
石川啄木 「漂泊」
...即ち末法最初の五百年は闘諍(とうじょう)時代であります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...なにか騒がしい諍(いさか)いが始まった...
海野十三 「蠅男」
...などという「宗論」の諍(あらそ)いに...
高神覚昇 「般若心経講義」
...また諍いが起ってその時かっとして...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...夫婦のあいだに諍いのあったためしはなく...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...弁難(べんなん)論諍(ろんそう)も致方はもとよりありますまい...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...心ではその諍(いさか)いを別に怒ってもいないかのようだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同僚と諍いをしたことなどはないそうでした...
豊島与志雄 「旅だち」
...母親のお宮と諍(いさか)ひが絶えなかつたと言ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「わが心のうちに諍ひ合ふ二つのものあり...
堀辰雄 「ノワイユ伯爵夫人」
...後の五百年は闘諍堅固にして白法隠没するの時として...
三木清 「親鸞」
...二人ともに諍(あらそ)うに断決する能わず...
南方熊楠 「十二支考」
...売り手との間に小さな諍いが起る...
矢田津世子 「凍雲」
...烈(はげ)しい闘諍(とうそう)をもって統一を期するまでの...
柳田国男 「海上の道」
...いつか夫妻の云い諍っていた田はもう稲が刈り取られたあとで...
山本周五郎 「菊千代抄」
...のちに諍(あらそ)いのたねになった娘のことで...
山本周五郎 「橋の下」
...「うるさいもめごとや諍そいのない...
山本周五郎 「めおと蝶」
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