...そこで彼等はまず神田の裏町(うらまち)に仮の宿を定めてから甚太夫(じんだゆう)は怪しい謡(うたい)を唱って合力(ごうりき)を請う浪人になり...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...案内を請う声に驚かされたお蓮(れん)は...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...その鶚は寇家に請うて...
田中貢太郎 「水莽草」
...これをもって来たり請う者あるごとにおおむねみな辞して応ぜず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...互市(ごし)を請う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...同三年米国軍艦浦賀に入りて互市(ごし)を請う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼は唯哀願して只管(ひたすら)に宥恕(ゆうじょ)を請うばかりである...
中島敦 「南島譚」
...請う学者と書籍製造販売者とを混ずること勿(なか)れ」という調子で滔々(とうとう)と述べ立てると...
穂積陳重 「法窓夜話」
...友達として忘れるなとか、許しを請うとか、人生をやり直せたら、どんなに違(ちが)ったろう、うんぬんです」「たぶんそれは単なる目くらましだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...」と彼は請うた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...そして中村秀樹さんに請うて其詳(つまびらか)なるを知らむと欲した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その二百七十一治を榛軒に請うた病家中...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...庭は治を請うものがあるときは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...人を遣(つかわ)して請うこと数度に及んだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...寄寓(きぐう)を請う諸生を...
森鴎外 「渋江抽斎」
...私の専断の許しを請うと...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...天子に奏し年来の野望を遂げんと南陽侵略の許しを朝に請う君と予とはまた...
吉川英治 「三国志」
...純忠はトルレスに長崎の会堂へ移ることを請うた...
和辻哲郎 「鎖国」
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