...頂上に近づくとあたりの山々の景色は誠に壮大であった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...此後は誠に困るものの子供のみ念入御えらみ可被下候...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その忠誠心は彼女がここに来た際に纏っていた新鮮さと活力を削ぎとっているからだ...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...汝誠に勇ありて其腕力に頼(たよ)るとも...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...不誠実な自白を誘導されておるが...
豊島与志雄 「紫の壜」
...代助の考によると、誠実だらうが、熱心だらうが、自分が出来合(できあひ)の奴(やつ)を胸に蓄(たく)はへてゐるんぢやなくつて、石と鉄と触れて火花(ひばな)の出(で)る様に、相手次第で摩擦の具合がうまく行けば、当事者二人(ににん)の間に起るべき現象である...
夏目漱石 「それから」
...藤井六輔(ろくすけ)とか小堀誠などは自分の家のようにまめに働いていた...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...中津藩も誠に安楽になる...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ボンド通りにある腕のいい誠実な仕立屋から出てきたかのよう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...自分が最も憎む! 男の不誠実性が――...
牧野信一 「蔭ひなた」
...いやいや、強く、論理的に、誠実に、一貫性をもって、シブトクわれわれが考え、生きようとすれば、必然的に、この手のニヒリズムを自身の中から追い出さざるを得ないであろう...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ストンと膝を突いてしもう)誠 (せきの中から苦しそうに)いいよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...一条の御息所(みやすどころ)も珍しい至誠の人であると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...相変らず情熱と誠意を以て泪(なみだ)の名画を拵(こしら)えて...
森本薫 「華々しき一族」
...原田帯刀(宗誠)を...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...純誠の士が非国民と間違えられる事もある...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...誠に必要な事で御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...讃美の誠を捧げまつる...
横光利一 「旅愁」
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