...呼吸(いき)が詰る...
泉鏡花 「活人形」
...舌がたちまち縮んで咽喉(のど)へ声の詰る処へ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...ホントウは行き詰る...
種田山頭火 「其中日記」
...また煙草飲みはこの糠味噌汁を食べぬと脂(やに)が咽に詰るなどといい慣わしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...詰るところみんな慾ですね」「どんなものですかね」「あの...
中里介山 「大菩薩峠」
...何だか息詰るやうなもの...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...真に息詰るような数秒間でした...
浜尾四郎 「死者の権利」
...世情セッパ詰る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...喉の詰る思ひがした...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...息詰るやうな静かな夜だつた...
牧野信一 「まぼろし」
...由て死兒の母を嚴しく詰ると果して其通りだつた...
南方熊楠 「人柱の話」
...自分は此の一節を讀んで息が詰る程感嘆した...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...お前俺の女房になってくれるか?妙 ……(のどが詰る)……あい...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...或人は進歩がないと詰るかも知れぬが...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...うっと喉(のど)へ声の詰るのが聞えた...
山本周五郎 「追いついた夢」
...半之助は息が詰るように思った...
山本周五郎 「山彦乙女」
...詰るところ差引の損得は無かったかも知れません...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...視ているものらは息詰る瞬間の切迫さで皆黙った...
横光利一 「旅愁」
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