「詰める」の意味
隙間なく充填する
小説での「詰める」の使い方
...と或る人は私に問い詰めるかも知れない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...繊弱過ぎて詰めることの出来ない標本は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...不思議と左を見詰めると...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...文章を短かく切り詰める事が出来るやうになつたら...
薄田泣菫 「茶話」
...――e.人々は彼を見ると敬意を表して席を詰める...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...疲れ切った足を引き摺(ず)って、ぼんやりと私は、そのつづら折りの山道を登っていましたが、登り詰めると、今度は山の背を大分行ったところで……こんもり繁った大きな木の下あたりで、もう一つ、右手の山をめぐる小径(こみち)に分れているらしい様子です...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...化粧部屋に詰めると云う張り切り方であった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...平中が問い詰めれば問い詰めるほど...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...いつも杉の葉の青々としたのを朝顔に詰めるのはいいとして...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...思詰めると、このまゝ此身は秋の扇と捨てられて了ふのではないかといふやうにすら思はれた...
田山花袋 「道綱の母」
...無言のまま津田君の顔を見詰める...
夏目漱石 「琴のそら音」
...死の實相を正面より見詰めるを怠つて乃至嫌つて...
波多野精一 「時と永遠」
...いろ/\トランクに詰める...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何うですか」「お前一人の仕事かと訊いているんだ」「あなたの問いにはお答え致しません」「死骸をトランクへ詰めるのに...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...棺を詰めるのは花にしてくれといって置くのを忘れたから今更仕方がない...
正岡子規 「墓」
...それを最初は強い火にかけて上へ浮いて来るアクを幾度(いくど)も丁寧(ていねい)に掬(す)くい取って三十分間煮てアクがいよいよ出なくなったら火を弱くして一時間煮詰めるのです...
村井弦斎 「食道楽」
...「このままみすてるんですか」と男は問い詰めるように云った...
山本周五郎 「ひとでなし」
...半之助の詰める役所は...
山本周五郎 「山彦乙女」
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