...まるで息でも詰まったようにしんと沈んでしまった私は...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...写生の行き詰まったあげくに元禄(げんろく)に帰ろうとするは自然の勢いであろうが...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...鼻の下の詰まったところにも意気味があった...
徳田秋声 「縮図」
...大きな部屋にぎっしり詰まった人の頭を見回(みまわ)した...
夏目漱石 「門」
...切迫詰まったような顔をしていた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「破産? 倒産なの? まさか無一文……」妻のエレンが言葉に詰まったように止めた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ラッフル爺さんは命令を伝えられたとき、胸が詰まった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...言葉に詰まったようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...「どうしたらいいだろう全く」ギッチリ詰まった中入りの客席...
正岡容 「小説 圓朝」
...ノドに詰まったようで...
三好十郎 「樹氷」
...またノドでも詰まったのかと思って金吾と金太郎が見ると...
三好十郎 「樹氷」
...男も後々(のちのち)は小倉織(こくらおり)のような地の詰まったものを詰襟(つめえり)にして...
柳田国男 「木綿以前の事」
...これらがせっぱ詰まった状態にぶっつかると...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...イヨイヨ押詰まった師走(しわす)の二十日頃にこの男の処へ身の上相談に行きますと...
夢野久作 「近世快人伝」
...詰まった大罪犯す……スカラカ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...鼻の詰まったようなイキンだ掛け声をしながら...
夢野久作 「能とは何か」
...随分鼻の下や鼻毛の切り詰まった方が多いのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...これはその鼻が本当に死にたいという切り詰まった表現をしていると同時に...
夢野久作 「鼻の表現」
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