...八時頃より初めて、詠出、互撰、評語、終れるは子の刻も過ぎつる頃と覚ゆ...
石川啄木 「閑天地」
...「街(まち)にいでて何(なに)をし食はば平(たひら)けき心はわれにかへり来むかも」などと詠(よ)んだ気もちであろうか...
宇野浩二 「茂吉の一面」
...雑詠を選するときの心もちもやはりそれに似よった感じが附(つ)き纏(まと)って来ているのであった...
高浜虚子 「俳句への道」
...ウェルレーンの詩集も亦カッフェーの光景を詠じた佳什に乏しくない...
永井荷風 「申訳」
...香もたけば歌も詠む」「――――」「仲間の者の義理堅さ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...即ち景色を詠む場合には...
正岡子規 「人々に答ふ」
...ただ思ふままに詠みたるからに...
正岡子規 「人々に答ふ」
...その心中までも見抜きて歌に詠む事全くなきにあらねどそは至難のわざなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...しかし彼のやつた仕事はだらけた詠嘆みたいなセンチメンタルの滂みたいなものであつた...
室生犀星 「俳句は老人文学ではない」
...題詠は「四季」だけでは寂しいので...
柳田国男 「故郷七十年」
...この人が悟りを開いたときに詠(よ)んだという有名な和歌がある...
柳田国男 「母の手毬歌」
...われならで誰かは植えんひとつ松心してふけ滋賀の浦かぜと詠じた歌などは...
吉川英治 「茶漬三略」
...わしが歌を詠(よ)みはじめたいちばん最初ものであったやも知れぬ」三ふたりは...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...清音(すがね)と人が称(よ)ぶのは、千蔭(ちかげ)風の書をかいたり、和歌を詠んだり、国学に通じていたりするので、その方の名が、通称となったものらしい...
吉川英治 「山浦清麿」
...道ばたの木槿は馬に喰はれけりは如何にもよくこの花の寂しさを詠んでゐるが...
若山牧水 「樹木とその葉」
...慰め樂しませ勵ますために詠むものと私は思つて居る...
若山牧水 「樹木とその葉」
...名残り惜しい夜明けを詠嘆することはできても...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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