...「親鳥が巣から飛び立った...
...「この枝には親鳥の巣がある...
...「親鳥がエサを運んでいる...
...「子鳥を育てるのは親鳥の役目だ...
...「親鳥たちが囀り始めた...
...親鳥も、とりめにでもならなければ可い、小児の罰が当りましょう、と言って、夫人は快活に吻々(ほほ)と笑う...
泉鏡花 「婦系図」
...親鳥はせむかたなし...
大町桂月 「常磐の山水」
...親鳥が自分の頭の上でしきりに鳴いていた...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...庵の空気の険悪なのに避(マヽ)易して直ぐ帰つてしまつた!・梅雨空おもく蜘蛛と蜂とがたたかふ・焼かれる虫のなんと大きい音だ・頬白がよう啼いて親鳥子鳥・何もないけどふるさとのちしやなます(砂君に)・話しても話しても昔話がなんぼうでもとんぼ通りぬけさせるこんな句も・けさも二人でトマト畑でトマトをたべる(新夫婦に)(一人ならば私だ!)六月十五日空も私もすこし晴れてきたが...
種田山頭火 「其中日記」
...生れる雛の雌雄いずれが多いかという事はその親鳥の食餌(えさ)や鳥屋の温度その他の周囲の状況できまるものだという事が分る...
寺田寅彦 「話の種」
...親鳥は低い木の枝に止つてまだ騷ぎがやまない...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...ねんねこんぼは赤ンぼのこと)お腹が空いた雨降りや冷たい風吹きや 寒いピヨツピヨツピヨツ親鳥や来ないお腹(なか)が空(す)いたピヨツピヨツピヨツ蝶々のお家蝶々のお家(うち)は菜の花つづき菜の葉の中をちら ちーらと菜の葉の上をひら ひーらと蝶々は毎日帰つていつたとんぼとんぼ来い来い釣瓶(つるべ)にとまれ井戸の釣瓶は日が永い...
野口雨情 「未刊童謡」
...――さつきの親鳥らしいものがそのとき急に彼の頭上の高い木の梢でけたたましく啼き出した...
堀辰雄 「巣立ち」
...けふは親鳥は何處へいつてゐるのやら...
堀辰雄 「巣立ち」
...……どこからか親鳥の聲がずつと近づいてきたらしいので...
堀辰雄 「巣立ち」
...………かれらのそういう清い睡眠前の三十分に親鳥のように羽根をひろげたお俊は...
室生犀星 「童話」
...初のうち油断なく庇(かば)っていた親鳥も...
森鴎外 「鶏」
...いつもの時ならともかく、夜になれば千鶴子のことを母に云い出そうと決めていたときだけに、親鳥のその姿は、自分の知らぬ部分の母の労苦に見えて胸を衝くものがあった...
横光利一 「旅愁」
...巣に病む親鳥へ子鳥が餌(えさ)を運ぶような可憐(いじらし)さだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そのうちに親鳥の必要がなくなるから」父は...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...親鳥が、私の跫音(あしおと)を聞きつけて、早速いつもの合図をしたに違いない...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...もう親鳥から離れて...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...孵(かえ)したばかりの雛を殺された親鳥...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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