...当時叔父が経営していた牧場へ行ったことを覚えている...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...今でも歴々と覚えている...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...三週間前に転地先の三島からよこした清水の手紙を覚えている...
芥川龍之介 「追憶」
...僕はこの界隈に住んでいた大勢の友だちを覚えている...
芥川龍之介 「本所両国」
...僕はこの「馬車通り」にあった「魚善」という肴屋を覚えている...
芥川龍之介 「本所両国」
...僕は比留間先生に張り倒されたことを覚えている...
芥川龍之介 「本所両国」
...いまだにはっきり覚えている...
石川欣一 「可愛い山」
...覚えているだけのことは残らずいうつもりだった...
犬田卯 「錦紗」
...真面目くさって君に話をしたように覚えているがそうではなかったかね...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...常設館はいくつもあったがみんな小さなものでわずかの観客しか容(い)れなかったように覚えている...
寺田寅彦 「映画時代」
...松島や平泉のところの名文は空(そら)に覚えているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...何でも暑い時分の事と覚えている...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...多々良君は頭を掻(か)きながら「よう覚えているのう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...私はよく覚えている...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...正岡容の三枚看枝を並べてみたと覚えている...
正岡容 「わが寄席青春録」
...昔の朱雀(すざく)院の行幸(みゆき)に青海波が絶妙の技であったのを覚えている人たちは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...覚えていることは色々あるつもりだったが...
柳田国男 「故郷七十年」
...なにしろ磨(と)ぎこぼしの米粒の幾粒すらも流し元から逃がさぬように一ツ一ツ笊(ざる)へ拾っていた母の指を覚えている...
吉川英治 「舌のすさび」
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