...自分が指(ゆびさ)した絵は絵柄から言つても前(さき)のとは比較(くらべもの)にならぬ見劣りがしてゐるし...
薄田泣菫 「茶話」
...少なくとも隣家に見劣りせぬだけの装飾仕入が出来て...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その最善のものにくらべても大して見劣りせず...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...服装(なり)も他に比べて大分見劣りのする芸子が一人混っていた...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...輝勝に比べると器量骨柄が甚しく見劣りしたので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...さらにまたたとえば蕪村(ぶそん)七部集の見劣りする理由もここにあるのであろう...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...又毎年型を變更しなくても外國車との競爭上それ程見劣りがしない樣に設計する必要があること―之は國産自動車工業確立上第二に考究すべき重點である...
豊田喜一郎 「プレスの操作に手工業を加味」
...痛(いた)く見劣りがする...
夏目漱石 「それから」
...衣に摺りし昔の里かかきつばたハンケチに摺って見せけりかきつばた白シャツに摺り付けて見るかきつばたこの里に業平来れば此処も歌見劣りのしぬる光琳屏風かな見るほどに何となつかしかきつばた去(い)ぬは憂し散るを見果てむかきつばたなんとつたない幼稚な句ではないか...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...衣に摺りし昔の里かかきつばたハンケチに摺つて見せけりかきつばた白シヤツに摺り付けて見るかきつばたこの里に業平来れば此処も歌見劣りのしぬる光琳屏風かな見るほどに何んとなつかしかきつばた去ぬは憂し散るを見果てむかきつばた何んと拙(つた)ない幼稚な句ではないか...
牧野富太郎 「植物記」
...その二人と肩を並べても見劣りのしない丈の高い...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...こんな人たちの中に混じって明石夫人は当然見劣りするはずであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...見劣りのするものではなかった...
室生犀星 「津の国人」
...どうしても見劣りがするが...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...大概の品物は昔のに比べますと見劣りがしまして...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...甚(はなは)だ見劣りのするのは意匠の点でありまして...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...見劣りがしてならないからであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...カブラルの指揮はトルレスよりもよほど見劣りのするものであった...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
