...元来那覇では十三歳にならなければ...
伊波普猷 「私の子供時分」
...坊さんは案外覇気のあるものだけれどもそれが無く...
高村光太郎 「回想録」
...ノルウェーの理学者が北光(オーロラ)の研究で世界に覇(は)をとなえており...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...尊王賤覇(せんぱ)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...琉球那覇港へむかつた六月二十八日頃までではなからうか? 七月の初旬には「吉田東洋傳」の寺崎志齋日記にみえるごとく...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...軒端(のきば)に高く大覇王樹(おおさぼてん)の影が眼に映った...
夏目漱石 「門」
...那覇の町はづれ、暫くは失業救濟の道路工事で車の通行も妨げられ勝であつたが、やがて大きな松の並樹――それは尚敬王の時代に蔡温が植ゑた賢明な施設である――のある街道所謂宜野灣の松原に出で、さながら東海道の舊道を走る思ひがする...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...那覇の町へ這入つたのは午後七時過ぎ...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...吾々のチームに若しもあれ位のが二三人居たら何処へでも遠征して近在に覇を唱へてやるんだが――と囁き合つてゐた...
牧野信一 「南風譜」
...年々春秋のリーグ戦になると村中がその争覇戦に熱狂するといふ有様であつた...
牧野信一 「南風譜」
...世界の覇者たる喜びを奪うに十分である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このアウグストゥスは十九歳で世界の覇者となった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一方に支那の利源を糧(かて)として東洋の覇権を握らむと焦慮しつつある日本の死命を制して...
夢野久作 「暗黒公使」
...宦官のうちの首謀者をつまんで牢へぶちこめば、刑吏の手でも事は片づくのに、諸方の英雄へ檄を飛ばしたりなどしたら、漢室の紊乱(びんらん)はたちまち諸州の野望家のうかがい知るところとなり、争覇の分脈は、諸国の群雄と、複雑な糸をひいて、天下はたちまち大乱になろう」それから、彼はまた、何進の輦(くるま)について歩きながら、「……失敗するにきまっている...
吉川英治 「三国志」
...駒をひっ返して覇陵橋(はりょうきょう)の中ほどに突っ立った...
吉川英治 「三国志」
...単純な若人ばらの覇気(はき)にせよ...
吉川英治 「私本太平記」
...いわば中央争覇(そうは)の圏外(けんがい)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...またなおこのまま斃(たお)れてしまうことを無念とするような青年らしい覇気と涙がその面(おもて)をおおっていた...
吉川英治 「親鸞」
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