...だが、もっと要領よく、そうしてもっと早く喋ってくれ...
海野十三 「火星兵団」
...要するにわれわれが今見ている敵情をなるべく詳しく、要領よく、至急司令部へ打電しろ」「はあ...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...そこで彼はこれまで探偵した結果を要領よく報告した後で...
海野十三 「流線間諜」
...お茶の間に要領よく御牧の件を織り込んで行くのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...このフランス唯物論の歴史を極めて手短かに要領よくまとめたことであり...
戸坂潤 「読書法」
...ずるい著者は要領よくその点を避けて書きとばしていたり...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...要領よくやってしまえば格別ですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...或いは要領よくそれを見届けて脱け出すことができるかもしれない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちゃんとしかも非常に要領よく...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...その辺の手順はまことに要領よく...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...要領よくやってくれたことはいうまでもない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...要領よくやってくれたことは申すまでもない...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...要領よく贅澤に暮してゐる中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...火鉢もそのまゝになつて居たことでせう」小左衞門は要領よく答へます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...反駁の余地のない下積みのところで要領よくなまける術も直吉は覚えされられた...
林芙美子 「瀑布」
...それを要領よくまとめることはとうてい不可能である...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...どうしたら一番要領よくその主要なところを話せるだらうかと考へて見たんだが...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...……まあ、なんとか、そこで、つまり要領よく、つまりガマンしてやつて行くんだなあ」「どうガマンのしようが有るんですの?」「どうつて、具體的には言えんが……だから、君が最初映畫か芝居の方へ入りたいと言つて來た時、僕は口をすつぱくして、とめたね? いや、今の世の中が、大體において、どこもかしこも似たようなものだ...
三好十郎 「肌の匂い」
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