...また運用についても不断の研究によって長短相補う如くせねばならぬ...
石原莞爾 「戦争史大観」
...そして彼等はまたその革命的思想の空虚を補うために...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...自分一人の食料か家賃の幾分を補うくらいが関の山であって...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...たとえば文学藝術等にその損を補う道が残されていはしまいかと思うからである...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...それを補うにその民族に特殊なる生活上の根本条件...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...一般に性格に就いて少しばかり補う必要を認める...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...ロンドン条約の不備欠陥を補うのがその目的であったことは言を俟たないというのである...
戸坂潤 「社会時評」
...そこで政府は怪文書取締りに就いての法の不備を補うために出版法・新聞紙法・の改正を意図していたのであるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...観察の不備を補うに空想を以てする事の制作上甚(はなはだ)危険である事を知っている...
永井荷風 「十日の菊」
...それで「日本の学問は何も出来ていない」のを補うために...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...間接に自分の家計を補う因となったのだ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...見すぼらしい嫁入り支度を眼がくらむほどすばらしく補うのに十分な金をもうけたことだろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ひどい空腹を補うために私は時々しゃがんで下を流れている水で唇をぬらした...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...「薬もて補うことをつゆだにもわれは思わずきょうの健やか」これなら大丈夫でしょう...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...そうして他の諸研究は続々これを発表してその欠陥を補うという計画であったが...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...源氏の飽き足らぬ愛を補う気で関係をしたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...荷を売った銭は固(もと)より路用の不足を補う額には上(のぼ)らなかった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...いま帝みずからご進発あられてもその短(たん)を補うほどの効果は期し難く...
吉川英治 「三国志」
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