...若しくは我等の衷に普遍的自我に對する――攝取不捨の意志として活動する普遍的自我に對する信があつて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...折衷学派(エクレクティシスト)...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...しかも万策つきた与八はせめて苦衷を正造に訴えんものと...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...衷心からお祈りいたしております」そして私はこの探偵事務所の請求するままに...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...一軒残らずこの二つの様式及び折衷式のみでありまして...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...只一片の微衷、國詩の發達に關して纖芥の貢資たるを得ば幸のみ...
土井晩翠 「天地有情」
...源家古法と甲州流を折衷した旧式編制であって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...駒井独創の和洋折衷形なのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...幕政改革をめざす折衷派の盟主島津久光(しまづひさみつ)が上洛するその直前をねらって...
服部之総 「新撰組」
...その愛国の衷情(ちゅうじょう)...
福沢諭吉 「日本男子論」
...……枯草ノ雨ニ逢ヒ轍鮒ノ水ヲ得タル幸運ニ際会スルコトヲ得テ本誌ハ為メニ蘇生シ今後続々出版スルコトヲ得ルニ至リ秋風蕭殺ノ境カラ急ニ春風駘蕩ノ場ニ転ジタ是レハ全ク中村先生ガ学術ニ忠実ニ情誼ニ厚ク且ツ仁侠ノ気ニ富ンデ居ラルヽノ致ス所デ私ハ同先生ニ向ツテ衷心カラ感謝ノ意ヲ表スルモノデアル……これは全く中村先生が学術に忠実で...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...専攻斯学願樹功、微躯聊期報国忠、人間万事不如意、一身長在轗軻中、泰西頼見義侠人、憐我衷情傾意待、故国難去幾踟、決然欲遠航西海、一夜風急雨※※、義人溘焉逝不還、忽長隔幽明路、天外伝訃涙潸潸、生前不逢音容絶、胸中鬱勃向誰説、天地茫茫知己無、今対遺影感転切明治二十四年十月遂に上の図篇が第十一集に達し、これを発行した時、私の郷里土佐国佐川町に残してあったわが家(酒造家)の始末をつけねばならぬ事が起ったので、仕方なく右の出版事業をそのまま擲(なげう)っておいて、匆々(そうそう)東京を出発する用意をし、間も無く再び東京へ出て来るから、今度出て来たが最後、大いに矢田部に対抗して奮闘すべく意気込んで国へ帰った...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...第七 軽便ミルクトースは前の法を日本風に折衷(せっちゅう)したもので先ず牛乳一合を沸(わ)かして塩と砂糖を好(よ)きほどに加えて溶いた葛(くず)を混ぜたのがソースです...
村井弦斎 「食道楽」
...蓋し逍遙子はこゝにて常見和尚と折衷之助とにおのが對絶對及對相對の兩生涯を告げさせしなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...折衷之助が言葉の中には立脚點ともいへること時文評論にて見るべし)この地位は靜坐にあらずして動くべき性を具へたるものなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...ある者は折衷の工案に腐心する...
柳宗悦 「工藝の道」
...衷心から気心の優しそうな名前の人間が...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...十七衷心のものを吐いて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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