...この説(せつ)を敷衍(ふえん)して日本美術史(にほんびじゆつし)の劈頭(へきとう)にこれを高唱(かうしやう)したものであるが今日(こんにち)においても...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...己は其問題をさう敷衍(ふえん)して見たくはないのだ...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「尼」
...モスコフスキーはこれを敷衍(ふえん)して「婦人は微分学を創成する事は出来なかったが...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...このような変痴奇論を敷衍(ふえん)して行くと実に途方もない妙な議論が色々生まれて来るらしい...
寺田寅彦 「変った話」
...今ここに敷衍(ふえん)すべき余地もないのであるが...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...多く述べきたったものの変形であり敷衍(ふえん)であるとも見られる...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...敷衍され拡大される...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...も少し敷衍すれば...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...滋味豊かに敷衍(ふえん)してくれたといってもよい物語でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...まず冒頭に敷衍(ふえん)して...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...この原理を敷衍すれば...
萩原朔太郎 「ローマ字論者への質疑」
...剰一術は秦九韶著『数書九章』中に見るところの大衍求一術と全く同一でただ配列の仕方が違うだけで...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...こんな事から敷衍した物か...
南方熊楠 「十二支考」
...大意は「人君何天職」の五古を敷衍(ふえん)したものである...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...* 此章はモンテーニュのミシェル・ド・ロピタルに献呈した書簡(白水社版『モンテーニュ全集』第四巻「書簡5」)の延長敷衍と見るべく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大胆に自己の根本思想を布衍し解明することに没頭している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...加賀の国名の起原たる加賀郡の地も平衍(へいえん)なる草地と言う義なるべく...
柳田國男 「地名の研究」
...尾張の鳴海のナルも平衍の意味であろう...
柳田國男 「地名の研究」
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