...大蜥蜴は明治何年か以来...
芥川龍之介 「早春」
...妖精(おばけ)がとうなすを馬車にしたり蜥蜴(とかげ)を従者(おとも)に化けさせたりする話よりは...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...まるで檻の中に犇(ひしめ)きあう大蜥蜴(おおとかげ)の群(むれ)のように押し合いへし合いしているのです...
海野十三 「崩れる鬼影」
...これは黒蜥蜴(くろとかげ)の様に見える粂さんが...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...私は彼女の足を蜥蜴皮(リザア)の靴と一しょに自動車用毛布(モウタア・ラグ)で包んでから...
谷譲次 「踊る地平線」
...山門の壁のところには蜥蜴(とかげ)が日に光ってちょろちょろしている...
田山花袋 「田舎教師」
...一つ鋏にかかってつぶれたのをあけて見たら中には蜥蜴(とかげ)のかえりかかったのがはいっていたそうである...
寺田寅彦 「芝刈り」
...蜘蛛(くも)や蜥蜴(とかげ)や蟻(あり)など...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蛇や蜥蜴やの爬蟲類が...
萩原朔太郎 「夢」
...憐(あは)れな小(ちひ)さな蜥蜴(とかげ)の甚公(じんこう)が眞中(まンなか)に居(ゐ)て...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...皆王の前身舌二枚ある蜥蜴たりし業報(むくい)にかぶれ...
南方熊楠 「十二支考」
...足の有無に拠って竜類すなわち蜥蜴群と蛇群を分けたは大出来で...
南方熊楠 「十二支考」
...一夜大蜥蜴燈の油を吸い竭(つ)くしたちまち消失するを見...
南方熊楠 「十二支考」
...先に蜥蜴から人死すべしと聞いたから...
南方熊楠 「十二支考」
...蜥蜴群に毒物と言わるるものが多いからこれも憂(うき)には洩(も)れぬわが身なりけりで...
南方熊楠 「十二支考」
...研究の結果今は蜥蜴より高等な爬虫の一群と学者は見る...
南方熊楠 「十二支考」
...無脚蜥蜴の瞼(まぶた)は動くが蛇のは(少数の例外を除いて)動かぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...陸地や湿地はどこも蛇、蜥蜴、鰐で活気があり、青々とした植物の間を昆虫がブンブン飛び回っていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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