...あたかも蚕が蛾になるように...
伊丹万作 「広告」
...この蛾は、戸外がすっかり暗くなって後は座敷の電燈を狙いに来る...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...何に使ふものかと考へる風で宙に振つてゐたが(その様子は僕が時々あかりとりに飛び込んで来る蛾を追ふ態と同じやうであつた...
牧野信一 「沼辺より」
...蛾がもし彼の身邊に忍び込むとすれば...
横光利一 「蛾はどこにでもゐる」
...千蛾の手元を黙然とながめていました...
吉川英治 「江戸三国志」
...まっ暗な人無村(ひとなしむら)をかけていった蛾次郎(がじろう)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「蛾次郎、さだめしたいくつであったろう」「ううん、そんなでもなかったよ、だけれど、菊池さんはいままでいったいどこへいってたのさ」「その方(ほう)をりっぱな侍(さむらい)に取り立ててやりたいと、城主(じょうしゅ)周防守(すおうのかみ)さまとそうだんしてまいったのだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蛾次郎(がじろう)の鼻ッ先へつきつけた菊池半助は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蛾次郎が、身にすぎた小判(こばん)を、ザラザラ持っていたのは、向田(むこうだ)ノ城の一室で、菊池半助(きくちはんすけ)からもらった金だった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蛾次郎のため盗みさられたと知ったら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次公(がじこう)というのは?」「はて心得ぬ」蛾次郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...でてこい蛾次郎、どこへいった!よくもよくもクロをうばったな...
吉川英治 「神州天馬侠」
...こう気がついたので蛾次郎(がじろう)も...
吉川英治 「神州天馬侠」
...つぎの飛礫をねらいかけていた蛾次郎の鼻へコビリついた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蛾次郎(がじろう)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)および親方(おやかた)の卜斎(ぼくさい)までが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蛾次郎」「ふウん……」と...
吉川英治 「神州天馬侠」
...なんですッとんでいったかと思うと蛾次郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
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