...生来虚弱で歴史が好きで...
石川啄木 「葬列」
...虚空(こくう)へさっと撞木(しゅもく)を楫(かじ)...
泉鏡花 「縁結び」
...虚堂禅師の懸物が...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...虚無の情熱をさえ打ち倒します...
太宰治 「トカトントン」
...改めて虚偽として自己を表現すると云うのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...併し感情のどのような形態に基くものが虚偽であるかが未定なのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...是れ正さしく自ら欺くの虚言にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そして失った力の跡に大きい空虚(くうきょ)が残されたんだ...
豊島与志雄 「生あらば」
...こんな虚脱の瞬間は...
中島敦 「光と風と夢」
...時として虚偽の響をもって健三の耳を打つ事があっても...
夏目漱石 「道草」
...――そのうちに虚無僧は逃げてしまったし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人生の虚無と果敢なさを表象しているものではないか...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...両親ともにあたかも妾の虚名に酔える時なりしかば...
福田英子 「妾の半生涯」
...人生の智慧はすべて虚無に到らなければならぬ...
三木清 「人生論ノート」
...虚ろになつた心にひとり呟いた...
三好達治 「霾」
...どじょう髭(ひげ)の虚無僧は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...すると突然、虚無僧は、天蓋の顔に両手を当てて、さめざめと、泣き出した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...虚栄は果てなき砂の文字である...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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