...重ねて虚誕(いつわり)いへぬやう...
巌谷小波 「こがね丸」
...その虚をついて、人間以外の犯人を持ちだして、アッといわせる手は、探偵小説の開祖エドガー・ポーが「モルグ街の殺人」で先例をひらいた...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...虚無に陥るものに対しては...
高神覚昇 「般若心経講義」
...一種の空虚を感じるのである...
種田山頭火 「其中日記」
...科学的論文を書く人が虚心でそうして正直である限りだれでも経験するであろうことは...
寺田寅彦 「科学と文学」
...頭の奥の暗い空虚な穴は...
豊島与志雄 「二つの途」
...それとともにまったく陰鬱(いんうつ)な空虚な心を持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...束髪に紫縮緬の被布(ひふ)なぞ着て時々月琴(げっきん)の稽古(けいこ)に行くとは真赤な虚言(うそ)...
永井荷風 「桑中喜語」
...米友に行かれた空虚を補うことができるらしくありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...空というのは虚無ではないです...
中里介山 「大菩薩峠」
...ともすれば虚偽と繁雑とに捲(ま)き込まれて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...クルマだけがいとも逞しく虚空に向つて翼を伸べてゐた...
牧野信一 「沼辺より」
...虚偽(いつわり)がもてはやされる――しかしながらくれぐれも...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...虚勢は廃(よ)せ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...虚構潤色を加る事無しと知らる...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...どんな国家にも空虚な儀礼や嘘のいい伝えが多少とも混入していないことはなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さっきの虚無僧(ぼろんじ)があいたいと?」「ハイ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...虚無に囚(とら)われて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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