...蘇峰か誰かの言葉というのも...
大杉栄 「続獄中記」
...バスで蘇葉居へいそぐ...
種田山頭火 「道中記」
...疲労も不平も洗い流して蘇(よみがえ)ったようになって帰る暗闇阪は漆(うるし)のような闇である...
寺田寅彦 「やもり物語」
...蘇鉄と寒梅と松との鉢植がそれらの上に置かれている...
豊島与志雄 「蠱惑」
...北京、四川、広東、杭州、蘇州、楊州、南京、其他、本場の第一流のものに劣らぬ料理があるし、鍋のなかに煙筒を立てる回教料理もあるし、フランスやイタリアの本式な料理もあれば、日本のテンプラやスキヤキの上等もある...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...又伊勢國度會郡にも伊蘇郷あり、伊蘇宮、伊蘇國は並びに倭姫命世記に出でたり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...この伊蘇保の物語というのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...余が通り抜ける極楽水(ごくらくみず)の貧民は打てども蘇(よ)み返(がえ)る景色(けしき)なきまでに静かである...
夏目漱石 「琴のそら音」
...するとその人が大の耶蘇(ヤソ)信者だからたまらない...
夏目漱石 「倫敦消息」
...蘇我氏は、忠孝の教えを奉ずる人ではなかったであろうが、仏教の教える慈悲は、重んじたにちがいない...
蜷川新 「天皇」
...小粋な蘇格蘭土縞(エコッセエ)のワンピースを着ていた...
久生十蘭 「金狼」
...広重の赤富士のおだやかな蘇芳色ではない...
久生十蘭 「ノア」
...この冬のこんな山暮らしをしてゐる自分の裡にそつくりそのまま蘇つてきて...
堀辰雄 「七つの手紙」
...すると悟空の心臓には常に倍した偕々勃焉の血潮が蘇り...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...雪のあしたの情景をありありと目前に蘇らせて呉れる芸術は...
正岡容 「寄席風流」
...たとえば漢の武帝だの蘇武だのという物々しい縁起は...
柳田国男 「雪国の春」
...ずうと昔から耶蘇(やそ)教に反対するユダヤ人の中に行われている一つの宗教じゃげな...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...中山(ちゅうざん)の豪商でひとりは蘇双(そそう)...
吉川英治 「三国志」
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