...藤枝は誡(いまし)めたうえで許してやろうと思った...
田中貢太郎 「女賊記」
...藤枝駅にさしかかると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...島田藤枝(ふじえだ)など云う名のみ耳に残れるくらいなれば覚束(おぼつか)なし...
寺田寅彦 「東上記」
...――何を隠そう、この藤枝蔵人は、実は敵持(かたきもち)なのですよ」「ヘエ――」敵討という言葉が、その頃どんなに刺戟的に響いたことか、人を害(あや)めれば戦場で起った殺傷でない限り、必ず敵討に狙われ、一生危険にさらされ通しの自分の生命を感じなければならない時代だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無法なことをするものでな」藤枝蔵人は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いやはや」藤枝蔵人はそんな事を言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この二人は藤枝蔵人をおびき出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父親――藤枝蔵人の左の眉尻には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤枝蔵人の家へ投げ込んだのが無理だろうか」光川左門太は昂然(こうぜん)として頭を挙げるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...当の敵藤枝蔵人は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「何が安心なのだ、平次、俺は残念でたまらないが」「何を隠しましょう、光川様、藤枝蔵人様が、三河屋で話した事は、ありゃみんな一時の座興で」「何?」「藤枝蔵人様というのは仔細あって世を忍ぶ仮の名、まことはあれが、成滝近江様本人でしたよ」平次はとうとう最後の切札まで投げ出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...成滝近江は藤枝蔵人で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……しかし役には立たないかい」藤枝はこのとき...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...まあ当分だめらしいな」藤枝はこういいながら...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...藤枝真太郎も私と同じ位のはずだから...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...藤枝(ふじえだ)の在から奉公に来ていた下僕(げぼく)の六兵衛(ろくべえ)が...
山本周五郎 「日本婦道記」
...藤枝を背後(うしろ)に...
夢野久作 「名娼満月」
...藤枝税務署長の小島氏ではないかといはれ...
吉川英治 「折々の記」
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