...西山にそういわれると人見はたった今の失敗で懲(こ)りたらしく自分を薦(すす)めようとはしなかった...
有島武郎 「星座」
...二葉亭を可愛がっていた祖母(おばあ)さんは「この子は金鍔(きんつば)指(さ)すか薦(こも)被(き)るかだ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...魚戸こそ僕をリーマン博士に推薦し...
海野十三 「宇宙尖兵」
...やってごらんなさい」帆村は拳銃を彼女の方に薦(すす)めた...
海野十三 「赤外線男」
...その人の推薦に従って毎日一人ずつ...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...手足を折つて薦(こも)につつんで投げすてました」と申しました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...彼らはたがいに自分の推薦する者を押しつけ合い...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...これを忠義に推薦した...
田中貢太郎 「水面に浮んだ女」
...根を薦(こも)包みにして庭の一隅(かたすみ)に置いた...
田山花袋 「田舎教師」
...」と女は漆塗(うるしぬり)の蓋(ふた)をした大きな湯呑(ゆのみ)と象牙(ぞうげ)の箸(はし)を添えた菓子皿とを種彦の身近に薦(すす)めて...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...ここで推薦された第一は...
中里介山 「大菩薩峠」
...老媼麥をて湯を薦む...
長塚節 「草津行」
...どうぞよろしくお引き廻しのほどを)と推薦し...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...私が「お蝶夫人」で非常に絶賛され、世界一のマダム・バターフライという評判をとったので、一九〇四年(明治三十七年)ミラノのスカラ座で「お蝶夫人」の初演をした大指揮者で、当時シカゴ・オペラ・カンパニーの主席指揮者をしていたクレオファンテ・カムバニィニが、「お蝶夫人」同様、日本を舞台にしたオペラだから、日本のプリマドンナのあなたが一番適任者だと、推薦されて、私が「お菊夫人」のアメリカ初演の光栄をもつことになったのでした...
三浦環 「お蝶夫人」
...この上原が町医伊達周禎(だてしゅうてい)を推薦した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...優善に薦められて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...大典を挙げ行うことをお薦め申すべきです」実に...
吉川英治 「三国志」
...薦僧姿の密使、難波内記(なんばないき)は、森かげに待っていたが、小六を見て、「おう」と、礼儀をした...
吉川英治 「新書太閤記」
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