...朝直し……遊蕩(あそび)が二度振(ぶり)になって...
泉鏡花 「薄紅梅」
...・遊興、遊蕩、耽溺、沈没...
種田山頭火 「其中日記」
...あらゆる放浪(ほうろう)を為尽(しつく)して行き処なき蕩児も...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...神のない世界に日向ぼっこをしている彼は――淫蕩な身体をうっとりと横たえてる彼は...
豊島与志雄 「春の幻」
...それらの善良なる男女はわれわれを放蕩息子(ほうとうむすこ)と呼び...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人々は放蕩者に無垢の少女を売り渡して...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...(自分の遊蕩(ゆうとう)は...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)たるものだった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...若い頃に放蕩生活をしてギャンブルで莫大な借金を抱えたり...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...放蕩(のら)どのが寐(ね)ては居(い)る...
一葉女史 「大つごもり」
...まこと放蕩(のら)を子(こ)に持(も)つ親(おや)ばかり不幸(ふかう)なるは無(な)し...
一葉女史 「大つごもり」
...持つまじきは放蕩(のら)を仕立(したつ)る継母(ままはは)ぞかし...
樋口一葉 「大つごもり」
...遊蕩児にも貧困者にも一様に人気があつたが...
牧野信一 「歌へる日まで」
...その間に一度遊蕩に出掛けた...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...宛然(えんぜん)たる遊蕩(ゆうとう)の兵站(へいたん)が編成せられていたのである...
森鴎外 「雁」
...良人の放蕩を大目に見るように馴らされてくる...
矢田津世子 「女心拾遺」
...遊蕩児にできているのか...
吉川英治 「大岡越前」
...しかし放蕩者のうちに右のごとき貧弱な享楽人の多いことは疑えない...
和辻哲郎 「享楽人」
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