...これも芭蕉以後の巨匠だつた因果と思はなければならぬ...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...その著しい例の一つは芭蕉の俳諧にある鬼趣(きしゆ)であらう...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...水分のない蒸気のためにあらゆる行李は乾燥して飽くことない午後の海水浴場附近にある休業日の潮湯は芭蕉扇の様に悲哀に分裂する円形音楽と休止符...
李箱 「LE URINE」
...三山寺に芭蕉翁の蝉塚あり...
大町桂月 「遊羽雜感」
...海士(あま)の家(や)は小海老(こえび)に交るいとゞかな 芭蕉かつて私は小川芋銭(うせん)君を牛久沼(うしくぬま)のほとりに訪うた時...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...芭蕉の下に統率せられた元禄の俳句というものがどんなものであるかということは大体おわかりになったことと考えます...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...無名庵に冬籠(ふゆごもり)せし心はも湖の寒さを知りぬ翁の忌十一月二十一日 大津義仲寺(ぎちゅうじ)無名庵に於ける芭蕉忌法要...
高浜虚子 「六百句」
...蕗(ふき)の芽とりに行燈(あんど)ゆりけす芭蕉がそれに続けた...
太宰治 「天狗」
...┌古池や蛙とびこむ水の音│―――蛙とびこむ水の音│――――――――水の音└――――――――――音芭蕉翁は聴覚型の詩人...
種田山頭火 「其中日記」
...芭蕉はまた芭蕉でいかに談林派の空気の中に生きてゐても...
田山録弥 「正宗君について」
...芭蕉の人格を偉なりとすることを知っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで話が伊勢の国へ飛ぶのでございます」七玉蕉女史は...
中里介山 「大菩薩峠」
...芭蕉は憂鬱(ゆううつ)で...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の方が西洋の人生的詩人に近いのである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の観念する「無」の静寂観が表現されるのである...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...古語は元禄時代にありて芭蕉一派が常語との調和を試み十分に成功したる者...
正岡子規 「俳人蕪村」
...芭蕉の直弟子達や孫弟子達では無くして...
三好十郎 「俳優への手紙」
...おそらく一番美しいのは芭蕉布(ばしょうふ)でありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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