...文人は文人同志で新思想の蒟蒻屋問答や点頭き合いをしているだけで...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...吾国の蒟蒻問答という落語と...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...京伝一派の蒟蒻本は文化年代に夙(はや)く其跡を絶っていたが...
永井荷風 「申訳」
...さうしては麥藁俵(むぎわらだはら)の側(そば)に置(お)いた蒟蒻(こんにやく)の手桶(てをけ)をどうかすると無意識(むいしき)に見(み)つめる...
長塚節 「土」
...蒟蒻(こんにやく)の水(みづ)にも紙(かみ)の如(ごと)き氷(こほり)が閉(と)ぢた...
長塚節 「土」
...糸蒟蒻(いとごんにゃく)だけを食って箸を置く事にした...
夏目漱石 「坑夫」
...手が蒟蒻(こんにゃく)のように弱って...
夏目漱石 「夢十夜」
...やがて平次が蒟蒻(こんにゃく)問答のような事を言うと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...葱蒟蒻の味噌なます...
林芙美子 「清修館挿話」
...けれども試験を受けぬ訳には往かぬから試験前三日といふに哲学のノート(蒟蒻板(こんにゃくばん)に摺(す)りたる)と手帳一冊とを携へたまま飄然(ひょうぜん)と下宿を出て向島の木母寺(もくぼじ)へ往た...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「光るかの蒟蒻玉(こんにゃくだま)ときん玉と...
南方熊楠 「十二支考」
...蒟蒻閻魔(こんにやくえんま)の堂に近い某街(ぼうかい)を過ぐる時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...赤本黄表紙蒟蒻本に至るまで...
柳田國男 「書物を愛する道」
...串にさした三角の蒟蒻(こんにゃく)里芋の三つ差し...
山本笑月 「明治世相百話」
...甘ったるい蒟蒻や八つ頭に舌鼓...
山本笑月 「明治世相百話」
...「これだけミンナ蒟蒻をば買いなさるとな」翁は簡単にうなずいた...
夢野久作 「近世快人伝」
...天理教の蒟蒻躍(こんにゃくおど)り...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...蒟蒻(こんにゃく)色に暮れ残っている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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