...立葵だって沢山あります...
海野十三 「三人の双生児」
...一月前の葵祭の棧敷に登子が同胞や姫達に雜つてくらべ馬を見てゐたのをそれと御門に目をつけられたのを悲しむといふやうな語氣がはつきりとあらはれてゐた...
田山花袋 「道綱の母」
...大輪の向日葵(ひまわり)の...
徳田秋声 「あらくれ」
...紫に葵(あおい)を白くぬいた和鞍(わぐら)や...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...……葵が帰ると、かならず差配の娘が起きて玄関をしめることになっている...
久生十蘭 「金狼」
...……(それから葵の顔を覗きこむようにして)どうだ、葵君、二人で山奥へ行く気はないか...
久生十蘭 「金狼」
...ふざけるな」葵はあっけにとられてその顔を見あげた...
久生十蘭 「金狼」
...ときどき橋廊下を渡って葵ノ壺へでかけ...
久生十蘭 「無月物語」
...赤榕樹(あかう)その他(た)蒲葵(びろー)やたこのきといつたものが盛(さか)んに育(そだ)つて空(そら)をおほうてゐますが...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...西洋葵(せいようあおい)に水をやって...
宮本百合子 「秋風」
...お役味(やくみ)には山葵(わさび)と芥子(からし)とをよく混ぜて出すのです」妻君「それは美味(おい)しゅうございましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...心もて日かげに向かふ葵(あふひ)だに朝置く露をおのれやは消(け)つほのかな字で書かれたこの歌に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...明々後日葵祭拝見候て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...真紅の葵の花盛りだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...京都の葵祭(あおいまつり)にも人出(ひとで)はあるが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...巴と葵の塚は、礪波(となみ)山にあるが、木曾、伊那、そのほかの地方にもある由である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...どんなにお欣びであろうか』『葵(あおい)祭りには...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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