...自分はとうとう落着きを失い...
芥川龍之介 「子供の病気」
...何処までも品のよい落着きを身につけている方であった...
上村松園 「中支遊記」
...御用商人的落着きが...
梅崎春生 「狂い凧」
...――あの部屋が落着きがいいもんですから...
徳田秋声 「仮装人物」
...婆さんは落着きのない風で...
徳田秋声 「黴」
...撹(か)き乱されていた頭脳(あたま)が日ごろの自分に復(かえ)ったような落着きと悦びとを感じないわけに行かなかった...
徳田秋声 「爛」
...ろくろく仕事も手につかぬほど気分に落着きがなかった...
徳田秋声 「爛」
...表面だけは益々落着き払って...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...それが夜ならば適度の落着きと或る気分を与へる商店街へ来た...
原民喜 「真夏日の散歩」
...「なにもかもそのうちによくなるでしょう」と落着きはらった顔でいったりしました...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...落着きのない閃めきなどは露ほどもなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...バックの落着きが再びなくなつてきた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...争いがたい落着きがあった...
吉川英治 「三国志」
...落着きを取りもどして言った...
吉川英治 「私本太平記」
...すぐ落着きを得られればよいが...
吉川英治 「野槌の百」
...落着き払っていたのかも知れなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...落着きすまして身支度を終えていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...木彫り人形さながらの落着きすました物ごしで...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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