...医者からも力を落とすことはないといわれ...
伊藤左千夫 「廃める」
...蒸風呂と言ふのは鹽の上に藁で出來た大きな袋をかぶせて上から熱湯を注いだ中に人が這入つて蒸されて柔くなつた皮膚を爪で掻いて垢を落とす裝置でして...
江南文三 「佐渡が島から」
...途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐れがある...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...あやうく取り落とすところだったよ」わたしはだしぬけに大きな声でこういった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...しまいには賤しい稼(かせ)ぎに身を落とすような不幸な者どもではございません...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いずれが相手を投げ落とすであろうか? いずれが勝利を得るであろうか?この六月五日の前日...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼の手を切り落とす...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その暗い睫毛(まつげ)の落とす影に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...気を落とすにはあたりません...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...よく振って埃りをすっかり払い落とすと...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...本政府の権を落とすに至らん」と...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...この不安定な肉体を――ほんのちょっとした変化によっても私を最善の状態から最悪の状態へ投げ落とすことのあるこの肉体をひきずって生きて来た!――忍従!――今や私が自分の案内者として選ぶべきは忍従であると人はいう...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...領地を没収して事実上王女を物乞いに落とすだろうな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...これを圃につくってその味を落とすようなオセッカイをする間抜け者は世間にないようだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...人民他村へ金落とすを嫌い社参せず騒動す...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...帰って帯を解くときふと取落とすと...
柳田国男 「雪国の春」
...落とすといけないからです...
吉川英治 「江戸三国志」
...にわかに右手(めて)の笛をはげしく斜(なな)めにふって落とすこと二へん...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索
