...菲才(ひさい)その任に非ずとあきらめてゐる...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...貧窮(ひんきゅう)、病弱(びょうじゃく)、菲才(ひさい)、双肩(そうけん)を圧し来って、ややもすれば我れをして後(しり)えに瞠若(どうじゃく)たらしめんとすといえども、我れあえて心裡の牙兵を叱咤(しった)して死戦することを恐れじ...
有島武郎 「星座」
...十七日には芳菲山人の来書が代りに載せてあって...
高浜虚子 「子規居士と余」
...浅学菲才(ひさい)の僕であります...
太宰治 「虚構の春」
...真物の金は僅かに菲(にら)の葉ぐらいかかっていて...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...されば菲才僕の如きものが...
永井荷風 「申訳」
...無能菲才の屡重用せられしを以て...
原勝郎 「貢院の春」
......
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...その表皮は極めて菲薄(ひはく)な膜質で何の色汁も含んでいない...
牧野富太郎 「植物記」
...昔ルソンで偽って誓文した者に食わるとし(一八九〇年版アントニオ・デ・モルガ『菲列賓諸島誌(スセソス・デ・ラス・イスラス・フィリピナス)』二七三頁)...
南方熊楠 「十二支考」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...菲才(ひさい)をもって...
吉川英治 「三国志」
...もし菲才(ひさい)をお用いくださるなら何で労を惜しみましょう」「かたじけない...
吉川英治 「三国志」
...どうして菲才(ひさい)玄徳ごときに...
吉川英治 「三国志」
...宜しくみだりに自ら菲薄(ひはく)し...
吉川英治 「三国志」
...菲才にして懶惰(らんだ)...
吉川英治 「親鸞」
...またわが徳の菲薄なるによれば...
吉田松陰 「留魂録」
...退廃彫刻の中には至る所で植生が菲薄化し...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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