...今眼前に迫ってきた海図にさえ載らぬこんな未開の土地とも覚えぬ宏壮華麗なる市街地を指して粛々たる行進を続けたのであったが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...今は殆(ほとん)ど遺っていないが当時の宮廷や貴族の調度に用いられた屏風絵に現われている濃艶華麗な服装を...
津田左右吉 「偶言」
...船尾のかたへ華麗なる武具を肩のへ投げ懸けし兄――大王を見出して其到着を喜ばる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...サルペードーンの華麗なる武具返すべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...下衣並に華麗なる上衣を之に着せし後...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これほどの華麗な風景を...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...ピアノと管弦楽合奏の「ハンガリー幻想曲」は最もリスト的な華麗な曲だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ほかに華麗な「幻想的なクラコヴィアク」であるがこれはクロイツァーのひいたコロムビア・レコードだ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...稍々(やや)ともすると荘重な華麗な声調を要する筈の唱歌が震えて絶え入りそうになったが...
牧野信一 「ゼーロン」
...華麗な伊太利風の模様のある厚い布で白い光を屈折させ...
松永延造 「職工と微笑」
...あの華麗な素晴らしい建物の前では...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...華麗な衝立(ついたて)のかげから現われて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...珍しく華麗なものを見せられる喜びを皆した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...刺繍というものを色彩華麗な装飾物として決めてかかっていた子供のわたくしの眼には...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...華麗なる十艘の帆船は...
吉川英治 「三国志」
...華麗な塗輿(ぬりごし)のキラめきは過ぎたものの...
吉川英治 「私本太平記」
...この老将の装束(しょうぞく)がひとつの華麗な道具にすら見える...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこには華麗な石造の家があり...
和辻哲郎 「鎖国」
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