...僕はかう云ふ荒蕪(くわうぶ)の中に唯正宗白鳥氏の「文芸評論」を愛読した...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...且つこの場所は僅か八年前までは実に荒蕪の地で只猛悪な熊だけが出没していたということは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...荒蕪地の開墾を村民にすすめて助成金を申請してやったり...
犬田卯 「瘤」
...かれは荒蕪地の処々にある家に入って行った...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...一年間に規定された荒蕪地を完全に開墾するには猶多くの金と力とを要した...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...妻はあの荒蕪地の中からこういう処に急にやって来たのを不思議に思わずにはいられなかった...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...荒蕪地(こうぶち)の方は...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...即ちなるべく未墾の荒蕪地を選んで開拓させる...
戸坂潤 「社会時評」
...田んぼと言われてる荒蕪(こうぶ)地のまん中に孤立していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...既に荒蕪している...
豊島与志雄 「文学精神は言う」
...北寒荒蕪の山地の風土...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...わが生活の荒蕪を見て唖然とせしが...
萩原朔太郎 「氷島」
...不毛荒蕪地(ふまうくわうぶち)に立つ夫婦生活は...
林芙美子 「浮雲」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...荒蕪のとか、不姙のとか、なんにも生み出さないところのとかいう意味のいっしょになった言葉のようだ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...そしてまったく荒蕪な「神の視覚」を拒否することをである...
三好十郎 「恐怖の季節」
...今までの荒蕪な河原は...
吉川英治 「折々の記」
...荒蕪(こうぶ)の地を開墾しておるめずらしい心がけの牢人があると耳にして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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