...「英人」は日常会話ではあまり使われず、熟語としても特にないためエラーとなります...
...――だが英人に取つて何といふ恰好な役目だらう...
薄田泣菫 「茶話」
...私も実際あれには懲(こ)りたからネ――人間なぞがノコノコ出掛けて行ってはたして尊大倨傲(きょごう)な大使館の英人連中が私を太子に逢わせてくれるだろうかという懸念であった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...英人二名が張り番をして絶対に見送り人を近付かせなかった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...これに比すれば英人Anderson(アンダアソン)が Portfolio (1895) に掲載したる Japanese Wood-Engraving(日本の木板画)は同じく通俗平易の紹介なれども参考の資料とするに足るべき挿絵あるが故に遥(はるか)に優(まさ)れるものといふべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これについてはヂラク(英人)の研究があるけれども...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...英人にもこんな明かな色を出すものがあるかと疑うくらい判然(はっきり)出来上っている...
夏目漱石 「草枕」
...元来英人と云うものはプラウドな気風を帯びていて...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...或る英人の書いた本に教育のやり方を二つに別(わ)けて一つを実益的学問(Utility studies)...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...英人の説き方とは大分異っていた...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...羅馬以前に英人が此處に町を設けたことは未だ確證がない...
濱田耕作 「温泉雜記」
...英人と談判松木の話は次にして置(おい)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...成程(なるほど)英語が国際語になつたら英人には都合が好からうが夫(それ)では他の国民が迷惑する...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...忽(たちま)ちにして首領(しゆれう)の必要(ひつえう)ありし英人(えいじん)の從(したが)ふ所(ところ)となり...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...この児のち英人ニコレツ大尉の監督で養われたが生肉を嗜む事甚だしく一度に羊児半分を食った...
南方熊楠 「十二支考」
...前年一英人ファン・トロールの書をデンマークより取り寄せ仔細に穿鑿(せんさく)せしもかかる章を見ざりしと聞く...
南方熊楠 「十二支考」
...英人の勝(すぐ)れた分子は皆独人と血を分けた者に限り...
南方熊楠 「十二支考」
...英人にも丸で分からなかったのです...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...英人が先(ま)づ運輸通商の便を計つて新領土の民心を収めようとする遣口(やりくち)は兎角(とかく)武断の荒事(あらごと)に偏する日本の新領土経営と比べて大変な相違である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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