...水の(にほひ)や芦(あし)のひがおれの体を包んだ事もある...
芥川龍之介 「沼」
...芦野公園と叫んでもいいと思つた...
太宰治 「津軽」
...芦田君が冷たい老獪(ろうかい)な感じを与えるのは...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...通人(つうじん)である芦船は...
長谷川時雨 「神田附木店」
...牧――(芦田と二人で仮面の男をしっかりおさえながら)いよいよこれで君も運のつきだ...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...今日芦原英了の紹介で若き作家佐藤邦夫来る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昨年の秋箱根芦の湯の旅館紀伊の国屋でそうして味わわせてくれた...
牧野富太郎 「アケビ」
...宝永六年(1709)発行の貝原益軒(かいばらえきけん)の『大和本草(やまとほんぞう)』付録巻之一に「伊勢ノ浜荻(はまおぎ)ハ三津村ノ南ノ後ロニアリ片葉ノ芦(アシ)ニシテ常ノ芦ニカハレリ」と記してある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...芦の茂みは浅い沼に続いてい...
山本周五郎 「青べか物語」
...芦の中を飛び廻っては...
山本周五郎 「青べか物語」
...それまで河波の音と芦荻(ろてき)の声しかなかった附近の闇がいちどに赤くなった...
吉川英治 「三国志」
...渡良瀬川の芦荻(ろてき)の中に小舟をひそめて...
吉川英治 「私本太平記」
...三角洲だの両岸の芦の彼方にも...
吉川英治 「私本太平記」
...するッてえと、それを合図に、芦の間から、迎えの舟がこっちへくるっていう寸法でさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...車も埋まるばかりな葭芦(よしあし)の間の道を幾曲(いくま)がり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...水も芦(あし)も遠い山も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...蕭々(しょうしょう)と芦(あし)を鳴らしてやまぬ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...芦屋の播半に泊まる...
吉川英治 「年譜」
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