「舌」の意味
口の中の器官
小説での「舌」の使い方
...礼之進が皆饒舌(しゃべ)った……「意気も不意気も土百姓の知った事かい...
泉鏡花 「婦系図」
...舌でぺろぺろとそこらを舐(な)め廻すものですから...
梅崎春生 「凡人凡語」
...監督者の横を歩くフランシスは饒舌だった...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「絞首刑」
...□石の沈黙、藪の饒舌、そして人間の矛盾...
種田山頭火 「其中日記」
...百舌鳥の声が秋風と共に鋭くなる...
種田山頭火 「其中日記」
...堅き青銅更にまた根本(ねもと)に舌を打ち落し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...米友の舌打ちに頓着なく...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は「舌のない眞理」を感じた...
萩原朔太郎 「宿命」
...然し舌が乾いて一寸口がきけませんでした...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...いつ果てるともみえない鴉舌綺語(げきぜつきご)...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...彼はちえッと舌うちをし...
北條民雄 「青い焔」
...そんな出たら目を喋舌つた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...しかもときどき舌へ絡みつくものがあるので...
正岡容 「小説 圓朝」
...又しても小勝を引合にだすが只管達者な雑文家だつた彼のまくらの毒舌中には可成天晴れなものがあり...
正岡容 「大正東京錦絵」
...しかし肝腎のお酒は舌の上では少しも美味しくもなんともなく...
正岡容 「寄席」
...口が力なくダラリと開くとまだモナカの潰(つぶ)し餡(あん)のくっ付いている荒れた舌がダラリと見えた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...こうひと演舌してすぐに...
吉川英治 「親鸞」
...よくもよくもこう巧(うま)く化けて来たものと――伊織は舌を巻くと共に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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