...」と早饒舌(はやしゃべ)りの一息にやってのけ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...前の言ばと後の言ばの句切りが分らない事ほどさように早く饒舌(しゃべ)るのである...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...六粒と一緒に舌の上に載せると...
太宰治 「お伽草紙」
...舌を拔かれた小雀を搜し出すのは...
太宰治 「お伽草紙」
...あのザラ/\した舌の先で...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...今度は宿の浴室のほうでだれかガーガーゲーゲーと途方もない野蛮な声を出して咽喉や舌のつけ根の掃除をする浴客がある...
寺田寅彦 「軽井沢」
...各自が勝手なことを声高に饒舌っている...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...」第十五編 オンム・アルメ街一饒舌(じょうぜつ)なる吸い取り紙都市の騒擾(そうじょう)も人の魂の動乱に比ぶれば何であろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天地が逆(さか)さになったとて」兵馬の舌がおのずから縺(もつ)れる...
中里介山 「大菩薩峠」
...三平次は大きな舌打(したうち)をして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五人が先棒になって喋舌れば...
羽志主水 「監獄部屋」
...今度はこっちが出そこなったり舌をかんだりしてNGを出し...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...舌苔の様なものをつけさせた上にこんな事までして行ったかと思うと...
宮本百合子 「一日」
...「第一君そんなに長く饒舌ってはいけない...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...三(み)つ児(ご)も知っていた舌切雀(したきりすずめ)...
柳田国男 「海上の道」
...舌を巻かなかった白人は稀なのである...
柳田國男 「どら猫観察記」
...竜舌蘭や蘇鉄は別として...
山之口貘 「暴風への郷愁」
...雄弁だった舌の根もどこへやら...
吉川英治 「私本太平記」
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