...別当湛増亦紀伊に興り...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...近世文化のにわかに興りたるは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...天はヨブの罪を顕わし地は興りてヨブを攻めんという(明かにヨブとはいわず...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...満洲朝の興りましたのは満洲であるが...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...次に興り来る新しい俳句はどういうものであろう...
高浜虚子 「俳句への道」
...そうしてまたその幕府の主宰者が多数の武士の向背によって興りまた亡びるようになると共に...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...世あるいは一人を以て興り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その學問はまだ興りません...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...興り得ない物私の少年時代には...
直木三十五 「大阪を歩く」
...「探偵小説」が近来興り来った所以...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...下って徳川の治世に儒教大いに興りたれども...
福沢諭吉 「日本男子論」
...空は次第にうすれる―――昔は決してこうではなかったのだ!)だが追憶は止めよう!こんな粗放な農地に戦いの都市が興り螺盤を結ぶ輪の中央に鉄の発動力が起って来たそれは僕等の活動の地盤だった僕等は戦いを僕等のものにし鉄の発動力に僕等を鍛えるために闘った僕等は革命のために出掛け潮ざいに呑まれて行く海燕のように...
槇村浩 「青春」
...甲派亡びて乙派興り...
正岡子規 「俳諧大要」
...談理を廻護する論は是(こゝ)に於てや興りぬ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...近くの土沢(つちさわ)でも優れた染紙の仕事が興りました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...魏いよいよ興り、呉ここに亡ぶ自然のめぐり合わせだろう」もちろん、先頃から、甘寧と沢が、人なき所でたびたび密談していたことは――周都督に対する反感に堪忍の緒を切って――いかにしたら呉の陣を脱走できるか、どうしたら周都督に仕返しできるか、またいッそのこと、不平の徒を狩り集めて、暴動を起さんかなどという不穏な相談ばかりしていたのであった...
吉川英治 「三国志」
...秀吉を盟主として興りつつあるものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...新しく興り、新しく起ち、すべての旧態の殻(から)から出て、この人間の世に、大きな幸福の光燈(あかし)をかかげようとする青年のような意気が、七十をこえた法然上人にさえあった...
吉川英治 「親鸞」
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