...須臾(とき)の際(ま)に官軍(みいくさ)敗績(やぶ)れぬ...
芥川龍之介 「金将軍」
...爲す可きことを持つてゐる者には六七十年の歳月は須臾にして流れ去るであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...幕府は須臾(しゅゆ)もこれが警戒を怠らなかった...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...万葉詩人の「詠水江浦島子歌」に曰く、春日之、霞時爾、墨吉之、岸爾出居而、釣船之、得乎良布見者、古之事曽所念、水江之、浦島児之、堅魚釣、鯛釣矜、及七日、家爾毛不来而、海界乎、過而榜行爾、海若、神之女爾、邂爾、伊許芸※、相誂良比、言成之賀婆、加吉結、常代爾至、海若、神之宮乃、内隔之、細有殿爾、携二人入居而、老目不為、死不為而、永世爾、有家留物乎、世間之、愚人之、吾妹爾、告而語久、須臾者、家帰而、父母爾、事毛告良比、如明日、吾者来南登、言家礼婆、妹之宮答久、常世辺爾、復変来而、如今、将相跡奈良婆、此篋、開勿勤常、曾已良久爾、堅目師事乎、墨吉爾、還来而、家見跡、宅毛見金手、里見跡、里毛跡金手、恠常、所許爾念久、従家出而、三歳之間爾、墻毛無、家滅目八跡、此筥乎、開而見手歯、如本来家者将有登、玉篋小披爾、白雲之、自箱出而常世辺、棚引去者、立走、叫袖振、反側足受利四管、頓、情消失奴、若有之、皮毛皺奴、黒有之、髪毛白斑奴、由奈由奈波、気左倍絶而、後遂、寿死祈流、水江之、浦島子之、家地見、此物語のはじめて、我国史に見えしは、『日本書紀』なる可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...須臾(しゅゆ)にして...
太宰治 「愛と美について」
...すべて雲の峰なれば須臾(しゅゆ)にして散逸するをつねとす...
谷譲次 「踊る地平線」
...須臾(しゅゆ)にして時平は事切(ことき)れてしまった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...宵のほど月を見しが須臾にして雲に蔽はる...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...わが生の須臾(しゅゆ)なるを悲しみ……という気持が...
中里介山 「大菩薩峠」
...四ヶ月の彼女の歴史などは須臾のやうに消えていつてしまふのだ...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...須臾(しゅゆ)にして風が吹罷(ふきや)めば...
二葉亭四迷 「浮雲」
...」あちらからこちらへと須臾の間もなく貸室から貸室へと渡り歩いてゐる龍太にとつては...
牧野信一 「凩日記」
...須臾(しばらく)して奮い躍りて人を搏(う)つ...
南方熊楠 「十二支考」
...不断首を截(き)られるとまた首が生え須臾の間に頸が大海に満つその苦しみ言うべからず...
南方熊楠 「十二支考」
...珍目を閉づるに須臾(しゅゆ)にして閻羅(えんら)王所の門に至り北に向って置かる...
南方熊楠 「十二支考」
...須臾(しゅゆ)のまに...
吉川英治 「私本太平記」
...須臾(しゅゆ)の間(ま)に勢揃いして待っていた六...
吉川英治 「新書太閤記」
...季氏が臾(せんゆ)を伐たんとしたときであった(季氏一)...
和辻哲郎 「孔子」
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