...臼や蜂や卵なども反動的思想を持っていたのであろう...
芥川龍之介 「猿蟹合戦」
...米を搗き砕く大きな木製の臼が家の内や外にある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...なにをなさるんです」臼井の顔も蒼くなった...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...九千六百圓で拂下げて――九萬六千本の臼のやうな木を九千六百圓で拂下げて...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...首打ち落し地の上に斃しさながら臼の如(ごと)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...懇意(こんい)な車屋夫妻が臼(うす)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...此方(こちら)へ向(む)いて居(ゐ)る二(ふた)つの臼(うす)の腹(はら)が...
長塚節 「土」
...(舊作)二粘土を、臼に搗く、から臼に、とゞとつく...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...歩くと唐臼(からうす)を踏(ふ)むやうなんですもの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...梁(はり)から落ちたらしい大臼に押し潰され...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...石臼を縛つた方の麻繩の端...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...深夜空臼の音を聞く...
南方熊楠 「十二支考」
...骨と肉を別にして上肉ばかりを石臼(いしうす)で搗(つ)いて裏漉(うらごし)へかけるが鳥の肉を裏漉にするのは少々骨が折れるよ...
村井弦斎 「食道楽」
...岩下或は渓間に一小屋(せうおく)を構臼を安(お)き長柄杵(ながえぎね)(大坂踏杵(ふみきね)也)を設け...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...唐臼で籾を挽いて米を取った残りを...
柳田國男 「食料名彙」
...以前はことごとく搗臼(つきうす)の作業であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...石臼はごろごろと重い音をたてて廻っていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...何んでも無い白鷹秀麿(しらたかひでまろ)兄足下臼杵利平小生は先般...
夢野久作 「少女地獄」
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