...いろ/\臆測を致したものでございますが...
芥川龍之介 「地獄變」
...真面目に私の本体を臆面なく...
伊藤野枝 「日記より」
...魔子は臆面(おくめん)のない無邪気な子で...
内田魯庵 「最後の大杉」
...そんな臆病者(おくびょうもの)ではございませんわ」小雪の抗弁を聞き流して...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...全然根拠なき臆説に非ざるとは...
高木敏雄 「比較神話学」
...女にもたいへん臆病になつてゐた...
太宰治 「思ひ出」
...女性には臆病でした...
太宰治 「小さいアルバム」
...ぼくも臆面(おくめん)なく――かにかくにオリムピックの想(おも)い出(で)となりにし人と土地のことかな...
田中英光 「オリンポスの果実」
...臆病者(おくびょうもの)の常として自分もしばしば高い所から飛びおりることを想像してみることがある...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...彼らは臆病になって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...独り要務の官吏数人の臆断...
蜷川新 「天皇」
...大して臆した色もなく差控(さしひか)えました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...臆病な私は怖(こわ)かった...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...夢の中では、我々の気性の、寛大や卑劣、柔和さや残酷さ、勇気や臆病は、最も抑制されずに自由に想像の虚構に影響し、そして、最も歴然とした本性を自ずと暴露する、とのことである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...少々臆病すぎるくらい用心深いのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...野心の中にいかに多くの卑怯と臆病とが隠れているか・野心がその目的を達するにはいかに多くの下賤と屈従とが必要であるか・それを目の前に見るのは痛快である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「臆病でもないんだが」老人が答えた...
山本周五郎 「半之助祝言」
...臆病(おくびょう)なフェリックスがいう...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
便利!手書き漢字入力検索
