「腺」の意味
生体内の分泌器官
小説での「腺」の使い方
...腺病質(せんびやうしつ)らしい細おもてである...
芥川龍之介 「野人生計事」
...自分の分泌腺をしきりと刺戟しながら...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...唾液腺(だえきせん)を体外へ引張(ひっぱ)り出して置いて...
海野十三 「爬虫館事件」
...扁桃腺(へんたうせん)が非常に肥(ふと)つて...
薄田泣菫 「茶話」
...ロゼチの描く腺病質(せんびょうしつ)の美女の絵も示された記憶がある...
寺田寅彦 「柿の種」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...ただ白っぽい髪の毛をした腺病質の連中に限るのだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...然し痩せた腺病質な体躯...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...生殖腺障害は初期から十週以上つづいていた...
永井隆 「長崎の鐘」
...潰瘍性扁桃腺炎を惹起し...
永井隆 「長崎の鐘」
...これは扁桃腺からの熱だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私は扁桃腺をやられて...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...私はすっかり扁桃腺をこじらせて...
堀辰雄 「旅の絵」
...しかるに字書どもには甘麪麭は牝牛の膵(すい)等の諸腺と出づれど...
南方熊楠 「十二支考」
...風邪で熱が出て扁桃腺が膨(は)れていたところをビンタをくったので耳へ来て...
宮本百合子 「刻々」
...扁桃腺が喉の外へ向ってはれたので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私のグリップというのは菌が血液に入って淋巴腺がはれて困ったのでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...人体の喉(のど)に甲状腺といって大きな筋がある...
村井弦斎 「食道楽」
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