...尤も片頬腫れ上られ居り候へば...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...なるほど両手の肘と手くびが少し腫れてるようだけど...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...そしてその腫れはだん/\に腕に拡がる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...(まぶた)の辺が腫れ上がって非常に大きくなっていた...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...膝(ひざ)がしらが痛んで腫れあがるほど...
海野十三 「怪塔王」
...手掌(てのひら)は腫れ...
関寛 「関牧塲創業記事」
...皮膚及び眼胞の腫れも※じたり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...気が附(つ)かなかった? あんなに腫れたら...
太宰治 「斜陽」
...呉葉などがやつて來てやつとなだめて身を起した時には、眼は赤く腫れ、髮は夥たゞしく亂れ、惱ましげな姿が一層男に愛着の念を誘つた...
田山花袋 「道綱の母」
...何かお中のうちに腫れたものでも出來てゐるのではないかと醫者は言うのなれど……』『それだと困りますねえ』呉葉も窕子の心を知つてゐるだけに...
田山花袋 「道綱の母」
...目が開けないほど腫れあがつてゐた...
徳田秋聲 「浪の音」
...直ぐ左の肩が腫れる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...顔がくちゃくちゃに腫れ上って...
原民喜 「「屍の街」」
...顔のくちやくちやに腫れ上つた黒焦の男を見た...
原民喜 「廃墟から」
...眼は一方は腫れ塞がって...
正岡容 「我が圓朝研究」
...腫れぼったい感じや不安感がなくなって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...母の瞼は腫れぼったくなっていて...
矢田津世子 「女心拾遺」
...まだ腫れ上った体を擦(さす)りながら...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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